中山大三郎

作曲家であり作詞家であった中山大三郎が逝って、間もなく12年になります(1941年2月15日 – 2005年4月7日)。

昔、六本木・霞町の金谷ホテルマンションの二階にあった金谷ホテル直営のバーでメンバーであった作曲家のいずみたくと飲んでいたのを、何回かお目にかかった事があります。

あのメンバー制の金谷ホテルのバーは、現在はどうなったか不明です。

彼のJ-popはコテコテ感と、小節をあまり聞かせない歌い方の楽曲が多いのが特徴と思っています。

そんな似たような作風が、いずみたくとも、いい仲間であったのでしょう

そんな中で、好きな曲があります。

無錫旅情・尾形大作です。

30年位前、北千住・東口のパチンコ屋で流ていた曲でした。

そのノリが良いので、店員さんに、これ何という歌と聞いたら、教えてくれました。

パチンコで勝ち、換金してその金で、レコード屋で、シングル盤を買った記憶があります。

やがて、年月が経ち、浅草のスナックに通いつめるようになると、店の顧客各人のお気に入り曲名とそのカラオケコードが書かれた、ママさん手作りのリストノートで、kazanのページには、中山大三郎の「無錫旅情」と「夢酒場(増位山太志郎)」がリストアップされておりました。

みな、懐かしい思い出です。

夢酒場 作詞・作曲 中山大三郎

ここから逃げだしたなら しあわせだろう

たとえば南の島で ひとりでくらせば

だけど男の肩には 荷物が多い

どこに置こうか だれにたのもう

すべさえなくて

酒場で見果てぬ 夢追いかける

思えば少年のころ のぞんだものを

どれほど手にしただろう 指折りかぞえる

グラス片手にしばしの 空想旅行

一つ悲しみ 二つみちたり

三つで泣いて

ため息色した 夢かけめぐる

だれにも言わないでいた 宝の箱を

男はこころの中に かくしているのさ

酔がまわればときどき とりだしてみる

やがていつかは たどりつくのさ

きらめく星に

琥珀の香りよ 夢果てしなく

曲も良いけど、詩もいいです。

時々、南の島で、のみながら、「夢酒場」を歌いながら、過去へタイムスリップしています。